F管の巻き方はいろいろあるな~の話

カタログページ見始めると止まらんとです。Bottomです。

 

今回は数あるトロンボーンの中から、直感的に好きだと思ったF管の巻き方を書いていきたいと思います。

直感ではあるけど、特徴やスペックにも触れながらね。

 

前書き:CREATION AC421 New York

以前「買うならこれが欲しい」と言った Antoine Courtois(アントワンヌクルトワ)の CREATION AC421 New York

 

www.a-courtois.com

ハグマンバルブは基本似たような形ですが、どれも曲線美を感じます。ふつくしい

アキシャルフローはかっこいい感じですが、どちらかといえばハグマン派。

これはハグマン、ベルカット、ハンドレスト……完璧~

 

今使っているのは普通のロータリーでトラディショナルラップなんですけどね。憧れってやつです。

今調べたら選定品96万くらいしてたまげてます。楽器全体的に最近高くなってるらしい。

 

 

T-AD/KL

1つ目は Lätzsch(レッチェ)というメーカーの T-AD/KL

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一番の特徴はベル側まで伸びたF管でしょう。支柱を超えて伸びてくるものはあまりありません。

一般的なオープンラップは主管側に長く伸び、楽器を構えれば後ろにぶつかるほど長いものもあります。しかしこのT-AD/KLは主管と同じ長さに収まり、まとまったシルエットになっています。

 

同じレッチェの T-242TA もベル側に伸びていますが、ロータリーからまっすぐ伸びた後ゆるやかに曲がる見た目が奇麗なので T-AD/KL を選びました。

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ロータリーに対して真っ直ぐ管が伸びている楽器はそうそう無いんですよね。この楽器も4か所のうち3か所は45度曲がっています。

楽器の構造上というか、真っ直ぐ伸ばしたら結構スペース取るのでロータリーでは厳しいんでしょう。

お値段なんと147万円!高い!

 

 

一応知らない人に向けてロータリーの構造ですが、

←通常時                             F管使用時→

中で交差はしてませんので!

 

 

 

1236RL-O

次はいつもお世話になっております XO(エックスオー) から 1236RL-O

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型番のOは恐らくオープンラップのO。

一番の特徴はやはり真ん中を斜めに通るF管でしょうか。直線的なイメージを与えるフォルムが印象的です。

ロータリーは曲線より直線多めの方が見た目好きなんですよね。

また、主管とF管で息の流れが同じになっているのも好きなポイントです。

←息の流れが逆                   息の流れが同じ→

Q.何が変わるんですか?

A.吹き心地とかかわるんじゃない?知らんけど。

振動の仕方でその辺り変わったり変わらなかったりするらしい。比べたことないのでそこはね。カタログスペックとして同じ方が好きということ。

 

 

FX-G

最後に Jürgen Voigt(ユルゲンフォークト) から FX-G

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先に「ロータリーに対して管が真っすぐ」「主管とF管の息の流れが同じ」と話していましたが、どちらも採用された型番です。

ロータリーを中央に寄せてスペースを取るのはまだわかりますが、下から支柱に沿って戻ってくるのは驚きました。「そっち行くの!?」という。しかし管が曲がる回数としては、一般的なロータリーのF管未使用時と実質変わらないのが面白いです。

ちょうど首元近い部分の主管が無くなっていますが、F管が代わりに通っていて変な印象もありません。F管の幅が少し狭めで窮屈そうな印象はあれど、それでも余りある見た目の良さ。素晴らしい。

 

 

番外編: YSL-825

日本が誇るヤマハの最上位モデル YSL-825

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最初見た時の印象は「???」でした。頭がこんがらがりそうな回路。

上から見た図だとわかりにくいという、かなりの3D構造。オリジナリティに溢れています。

ただ、ロータリーの限界に挑みすぎて「ハグマンでいいのでは?」と思ってしまうような見た目。凄いんだけど、凄すぎて逆にね?

 

 

後書き:YSL-350C

最近欲しいな~と思っている一品。ヤマハのコンパクトトロンボーン YSL-350C

 

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スライドが短くなったり指掛けが付いたり、いわゆる子供用。小学校でよく見るらしい。

特徴としては一目でわかるF管の短さ。その実の正体はC上昇管。

今まで紹介したF管はB♭→Fに管を長くしていました。

C上昇管は逆にB♭→Cと短くなっているわけです。

この理屈を理解するのに結構時間を要しました。最初に発明した人は天才か?

 

もちろん自分用にですが、なぜそんな子供用が欲しいのかと思いますよね。

公式HPに 「子どもから大人まで、マーチングバンドやライブハウスでの使用にもお勧めのモデルです。」とあります。別に大人が吹いたっていいじゃない!

 

冗談は置いといて、多分相当軽いんですよね。レバーとロータリー込みでも普通のテナーより多分軽い。それにケースも小さいので持ち運びしやすい。

重くてデカいって、それだけで負担ですからね? 老体にはきついんですよ。

 

欠点は希少なC上昇管なので、吹き心地が未知数なところ。レビューも少なすぎる。

加えてレバーがボールジョイントではなく紐式。この世の絶対悪、紐式。

 

 

総合的に考えて場所や用途は限られるものの、自分の用途としては合うかもしれないと睨んでます。

捉え方次第ですが、プラスチックトロンボーン買うくらいならこっちのほうが100倍良くない?と。本当に買うかはまだ全然未定ですが。

そんな感じの面白い一品の紹介でした。

 

 

引用:

Antoine Courtois

管楽器専門店ダク

ヤマハ