概論と付けると途端に大学の講義っぽい。略して基地概
冗談は置いといて、今回扱うのは手抜き基地。
手抜きという表現が正しいのかは正直わかりませんが、手抜きみたいなものです。
1.目的
最初に実際に使っている基地です。
中部海域(6-5)
南西海域(7-4)
目的は2つあって、1つ目はイベントが来てもこれらの機体は外す必要が低いということです。イベントの度に外してまた配備するのにもボーキが必要ですし。
ただこれは艦これなので、絶対外さないということは無いと思います。
烈風601に改修が来たり、疾風にイベ特効が乗ったり、烈風601が改修実装されたら外す可能性は高いでしょう。新海域で基地が必要になる可能性もあります。
可能性は残りますが、イベ主力級装備に比べたらはるかに出番は少ないという点だけで十分だと思います。
そしてもう一つ目的です。
性能の低い機体を使用することで同時に、陸攻が減り出撃費用が減るということです。
装備の質を高めて戦闘機を減らし、攻撃力(陸攻)を増やすのが一般的には良いとされています。概ね私も賛成です。
ただこれはイベントなどの敵が強い海域での理論だと考えます。時代は進み、6-5も雑魚となってしまった今では当てはまらないでしょう。
つまるところ、基地に割く資材を減らすことが共通する1番の目的です。
2.消費資材
とまあ目的を語ったわけですが、実際どのくらい減らせるかという話です。
こちらは6-5に出撃した時の1回の消費になります。
左から陸攻3、陸攻4、陸攻5。他は戦闘機で拮抗4回の制空権シミュレータ様の予測。
陸攻1機減ると燃料17~19、弾薬1、ボーキ15~16の減少になります。
これをひと月6回で大体燃料ボーキ100くらいでしょうか。
次に付け替えの資材。参考にするものが難しいのですが、
以前自分が使っていたものから。大体2021年春頃のものです。
恐らく外す可能性があるのは隼Ⅲ型、64戦隊、野中2つになります。ボーキ576也。
ぜかましねっと様の編成も参考に考えてみます。
この場合、銀河2つを残して他を外すと仮定すると、ボーキ954也。
イベ前後にボーキ500~1000取られるのは正直きついと感じてしまいました。
7-4で拾えるとは言えども…という感じですね。
そして7-4の基地消費は燃料5、弾薬5で海防艦1隻よりも安いです。
周回目的ならば東海を使ったりしないと思います、多分。戦闘機ならばしっかり削っておく必要があります。
3.配備する機体
自分が使っている基地は「使わなさそうという感覚」が大半で選んだので、より良い判断するための材料を集める必要があります。
必要な材料は
・開発可能な装備
・最近のイベで使った装備
この辺りでしょうか。
3-1.開発可能な装備
開発出来るならば何も気にする必要はないので、良い機体を掘り出していきましょう。
【戦闘機】出撃対空、半径
試製烈風…10、5
紫電一一型…9.5、3
隼Ⅱ型…9、6
紫電改二…9、3
Spitfire Mk.Ⅱ…8.5、4
【陸攻】
96陸攻…雷装8、対空1、距離8
弱い機体は弾きましたが、良くて烈風レベルでした。使っても基本烈風、距離不足で隼Ⅱ型、でしょうか。96陸攻は流石に使いたくないと思ってしまいます。
3-2.最近のイベで使った装備
22冬~23秋イベの2年間で、イベントのゲージ撃破時に使われた機体を確認しました。
使われたゲージの回数、使われた延べ回数、1回の最大使用数を記録。
出撃に使用した機体、ゲージ撃破時限定にしてます。
削りやギミックはほぼ記録してない事が原因ですが、基本最終編成に合わせて組むので大丈夫でしょう。
防空はMe163Bを2つ、秋水、烈風352熟練を1部隊時の基本セットで使っています。2部隊目以降は出撃機体から適当に見繕うので、そこも問題ないでしょう。
使用履歴のある機体も大体わかったので、そこから履歴の無い機体を割り出します。
【戦闘機】出撃対空、半径
Spittfire Mk.I(熟練)…16、4
飛燕244…15、4
飛燕一型丁…13.5、4
烈風改(局戦)…13、4
Spitfire Mk.V…12、5
飛燕…12.5、3
疾風… 11.5、5
キ96…11、3
【陸攻】
22型…雷装11、半径10、対空3
SM.79…雷装9、半径7、対空2
(深山系も候補ですが、使えないので 未来を見据えてノーカン)
戦闘機は倉庫の肥やしとなっているものが意外とありました。
しかし6-5ボスや7-4空襲の半径5が目安となるのに対して、上位は半径4が占めています。伸ばして使う選択肢も無くは無いので残しますが、少々厳しい印象です。
陸攻は22型が素材で使う場面もあるので、選択肢は非常に限られています。34型や銀河など、1回の最大使用数に対して所持に余裕がある機体を回すのが良いでしょうか。
Spitfireや八幡部隊は、特効指定で使われそうとそうでもなさそうが五分五分。
4.6-5と6-4の基地併用
もしかしたら忘れている人がいるかもしれないのですが、中部海域は6-4もあります。それを同じ基地でやらないといけません。
幸いなことに、出撃頻度は低いので6-4はそこまで重視する必要は無いと思います。組めれば良い程度です。
実際にやっていたのは
これ(6-5)をこうして
こうじゃ(6-4C/6-4J)
6-4も併用するための要素として
・ある程度の陸攻の数
・戦闘機1以上で半径6(陸攻の数は問わない)
矛盾して見えますが、この2つは送る場所が違います。
前者は左ルートのCマス、後者は右ルートのJマスです。
ボスは対空が高くなるべく避けたい上に、Cマスはフラル、Jマスは空母棲姫と道中が非常に厄介に感じます。この辺りは個人の判断な気はしますが。
Jマスは制空削り重視か普通に随伴を倒すか、ここは組めればどちらでも良い気がします。上記の基地では半径6の隼Ⅱ型を使った陸攻3しか組めていませんが、陸偵を使えば制空削りの択も出てきます。組み直すなら正直狙いたいですね。
Cマスの基地は陸攻が無いと成立しないので、陸攻3は最低ラインな気がします。陸攻2は正直わかりませんが。
個人的な希望を総合すると、
・陸攻3
・戦闘機5、もしくは戦闘機4&偵察機系
・半径5以上で2部隊、半径6以上で1部隊
となります。
5.中部海域の基地作成
希望を元に作成したものがこちらになります(n分クッキング)
6-5(拮抗4回)
消費資材は
6-4J(優勢2回)
まず陸攻について。
銀河(8機所持、最大使用履歴3機)、34型(同3機、1機)、22型(同4機、なし)の3種類に分散しました。銀河の割合を増やしたい気持ちもあるが、上位機種の存在もあるため1機に留めました。後は分散させつつ3機確保。
次に戦闘機について。
南西海域の疾風はそのままにするため、使えるのは残り1機でした。海外機を避けて、飛燕系を中心に陸偵と組み合わせて拮抗が取れたので第1に採用しました。半径5はそんなに選択肢が無いため疾風と烈風の組み合わせです。
6-4について。
6-5の第1基地をそのまま、6-4Jマスの優勢にできたのでこれを採用しました。本隊確保+アトランタを組み合わせて空母棲姫6割以上の棒立ち率があるので、あとは実際にやってみてという感じです。
6-4Cマスは陸戦1陸攻3だったものが、陸戦→陸偵にも出来るようになりました。
消費資材について。
左から陸偵入り陸攻3、従来の陸攻3、陸攻4、陸攻5を並べると
元の消費からは約1割減です。陸攻を減らすより大きく減らせました。
陸攻の性能を上げて消費を減らせたので、陸偵は非常にお得に感じます。
5-1.防空基地の作成
防空はそのままでも良い感じがしたのですが、少々気になる部分があります。
現在使っている編成です。制空状態を確認して劣勢まではありました。しかし喪失は無いのに1機まで減っていて、被害を受けたことがわかります。
今年1月~11月までの被害を調べてみると、ひと月平均99ダメージ、防空1回あたり34ダメージ、S5回A24回B3回の計32回、劣勢3回などがわかりました。
完全に皮算用ですが、ボーキ300で組み直して被害0に出来れば4か月目でプラスになります。改善案があれば試しても良い気がしました。流石に対爆9レベルでも拮抗被害0は厳しいでしょうが。
雷電の上位で候補に挙がりそうなのは、試製秋水、烈風改でしょうか。海外機は性能が良すぎるのもあって除外、キ96も使い道が作られそうで怪しいところです。
そしてこうなりました。
拮抗でここまで減っては困りますが、万が一3機未満になっても多少耐えられます。
雷電(対爆5)から試製秋水(対爆8)、烈風改(対爆6)にして被害軽減を狙っています。特に大きい2,3スロット目を強化、4スロ目はヲ級の5機だけなので気持ち程度です。雷電を追いやってしまったのは少し寂しいですが仕方ありません。
(手抜き基地ですら追いやられてしまいましたが、再雇用はあるのでしょうか)
6.南西海域の基地検討
同様にこちらも…といきたいところですが、これ以上改善するのは非常に厳しいかもしれません。
現在制空149、全て1機にすると143で必要な制空は147です。
半径5以上でこれより対空の高い機体は54戦隊、隼Ⅲ型★M、21台南空などになってきます。半径2で考えれば選択肢は広がりますが、空襲に送る可能性を捨てる勇気はありませんでした。
とはいえ燃料1弾薬1のためにそこまでする必要も無いので、現状維持で十分でしょう。
ただ、機数調整用に配備する機体は何が良かったのかだけ調べます。
6-1.調整用低コスト機体
何故その機体が必要なのかという説明をしておきます。
基地の機数調整で1機まで減らすために、自分の知る限り2つ方法があります。
1つ目は2~3スロットだけの置いた状態で空襲の喪失に投げ、1機まで減ったら残りのスロットを埋めて劣勢で2機まで減らす方法です。出撃回数は少ないですが、無茶をしないと全部1機は厳しいです。
ゲージ破壊後の制空はMマス制空345、距離2が無難です。クルージングのついでに回れます。
2つ目は第2基地に何でも良いので1つ機体を入れて第1基地の機体と交換、1つずつ空襲に送って減らす方法です。全て1機まで減らせますが、第2基地が要開放です。
後者の方法で機数調整しましたが、その時第2基地に置く機体が必要ということでした。そして、使う機体は何が良かったのでしょうか。
必要ボーキは偵察系が「配備コスト*4」なので、ここが一番安くなりそうです。
その中で最も配備コストの低い機体はS9 Osprey、SOC Seagullの2つでした。配備コスト3でボーキ消費12、これが答えだったみたいです。
余談ですがボーキ消費最大はFritzXの306でした。
配備するたびに思い出してくださいね。
7.おまけ
来月基地使うタイミングで新しいものに交換しようと思います、忘れなければ。
記事書くのを1週間空けたらこの記事ごと忘れそうだったので少し怪しいですが。
本隊ありきの基地なので、以下現在使っている編成です。
6-5
3マス目確保の制空138目安、ボス強編成で拮抗。
夜戦をタッチと夜間瑞雲で手厚く保護。ネルソンは制空補助出来ないので長門型採用。
ボス昼撃破は特にメリット無いので狙ってないです。
7-4
基地をボス優勢2回投げて本隊確保しています。
空襲マスはクリア後一番強い編成に拮抗、二番目以下は優勢。
岩井爆戦は制空、夜襲CI、対潜の足し等々。
必要なものとしてアトランタ、先制対潜5隻、対潜シナジーあり3隻、日向昼連撃、ボス確保などを詰め込んだらこうなりました。
本隊と基地のどちらに主眼に置くかというと、本隊です。
途中、戦闘機を減らして陸攻を増やすのが良い云々概ね賛成と書きました。まあしかし概ねしか賛成してないです。本隊の都合で戦闘機1つ差し込んで劣勢を拮抗にしたりもイベで普通にあります。
積めるだけ陸攻を積むのが絶対良い!という思考では無いので、通常海域くらいはこういう基地をコンセプトにしても良いんじゃないかな、という話でした。
おわり!